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今のぼく、そして過去のぼくのこと。


by cheaptrip
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おでかけは、楽しいな

世の中はまだ夏休みなのでしょうか。帰りの地下鉄がやけに空いている感じ。

事務所にいても、あまり来客もなく、あまり急ぎの仕事もないので、昨日も今日も日中ふらふらと出歩いてばかりです。

勤務時間中の外出は楽しい。
楽しいけれど、ちょっと後ろめたさもあって、背中の方で少しゾクゾクする。
今日は大学の同級生が銀座で個展なので、ちょっとそれを見がてら雑談。また後でパーティーに出席する予定なのだが、仕事が約束の時間までに終わらなさそうなので、先に作品だけでも拝見する。オープンの時間に間に合わなくて2次会だけしか参加しないのではちょっとかわいそうかと思う。なんという気配り!

昨日は「請求書を届ける」という理由で神保町まで行った。
いや、大事な仕事ですよ、これも。
お茶の水から駿河台の坂を下って、靖国通りへと向かうあたりは、年に数度しか用もなく、あまり縁のない場所ですが、この町の雰囲気が好き。
表通りの古書店をひやかしながら、一本はいったところにひしめく一杯飲み屋、年期の入った鰻、カレーの店、気合いが入ったそば屋なんかいっぺん夜にふらりと訪れたい場所です。

古書といえば、神田でボクが良く立ち寄る本屋さんは 靖国通り沿いの源喜堂、神保町交差点から白山通りを北に上がった魚山堂。

源喜堂は、洋書の美術書の品揃えがめちゃ良い。本のコンディションも良い。
一方の魚山堂は和洋問わず写真集、古い写真雑誌などが充実。捜している本を主人につたえると、コンピューターで検索し、電動の書架が動いてどこにブツがあるか、すぐに分かるようになっていて、中々楽しい。

たまにはゆっくり来てみたいなぁと思いつつ、立ち食いスタンドでカレーだけ食べて赤坂に戻りました。

わび
十文字 美信 / 淡交社
ISBN : 4473019446
スコア選択: ※※※※※

見える形のない、日本式の美の作法「わび」を映像という目に見えるものであらわそうと試みたかなり高度な本です。

めちゃ難しいです。

でも、時々憑かれたようにこの本に手がのびる事があります。


by cheaptrip | 2004-08-18 15:56 | 雑談